子どもたちの中には、片付けの意味がわからなかったり、片付ける場所やタイミングがわからない、片付けの途中で別のことに関心が移ってしまい最後までできない子がいます。
そこで大切なのは、片づけを通して、時間や気持ちの区切りをつける練習をすること。
具体的なサポート例としては、
・片付けの棚やかごに、片付けマークをつける
→「電車のおもちゃ」「おままごとセット」など、しまう場所を見てわかるようにしましょう。おもちゃ箱の中身の写真を貼るなど、視覚的にわかりやすくすることで子どもたちも片付けがしやすくなります。


・事前に流れと時間を示しておく
→遊びに夢中になっているときに「片付けよう」と言われても、なかなか切り替えができないものです。そこで、「あと10分でお片付けだよ」と事前に声をかけたり、「次はお昼ご飯の時間だよ」と片付けのあとの予定を伝えることで見通しを持つことができます。
また、「お片付け、誰が一番早いかな?」とゲームにすると、遊びの延長でスムーズに片付けができることもあります。
いろは・ハチドリでも、おもちゃ箱に写真を貼ったり、活動の合間合間にタイマーを活用しています。
片付けが上手にできた際には、たくさん褒めることも意識しながら、これからも子どもたちに関わっていきます。
↓こちらの書籍を参考にしました
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