発達支援に関する専門機関

発達支援の福祉サービスや専門機関には、相談ができる、療育が受けられるなど様々な種類があります。

・市区町村の子育て支援課:子育て全般に関する自治体の総合的な窓口で、相談内容に応じて必要な福祉サービスへ連携します。

・保健センター:乳幼児健診や保健指導など、地域住民に保健サービスを提供。乳幼児の健康相談のほか、子育てに関する様々な相談に応じます。

☆京都市では、全区役所・支所の「子どもはぐくみ室」で、子育て支援に関する相談を受けたり、各種手続きに関する窓口が設置されています。

・子育て総合支援センター(地域子育て支援センター):地域の子育て全般に対する支援をおこないます。子育て中の親子が交流できる催しもあり、情報交換の場にもなっています。

・児童発達支援センター:発達相談のほか、発達状況に応じた療育、保育所等訪問支援などをおこなう療育の地域拠点。

・児童相談所:18歳未満の子育て相談ができます。必要に応じて心理士などによる知能検査や、医師による診断、療育手帳の交付のための判定など対応範囲が広いです。また、療育の必要性が認められれば、手帳がなくても「通所受給者証」が発行され、発達支援が受けられます。

・児童精神科、小児科発達外来:発達障害に関して、診断や投薬などの医療的なアプローチをします。

他にも、障害のある子どもの子育てをする保護者への経済的なサポートとして「特別児童扶養手当」があり、子どもの障害について医師の診断書が必要ですが、障害者手帳の取得は条件ではありません。

さまざまな専門機関で利用できる福祉サービスは、発達に特性のある子自身や、悩む保護者を支える役割があります。

放課後等デイサービスいろは・放課後等デイサービスハチドリ