子どもに何かを伝えるとき、よりシンプルで、より率直に伝えることが大切です。
例えば、手を洗う順番待ちの時に、横入りしようとする子に対して、「横入りしたらダメだよ」と、「〇〇したらだめだよ」と否定の声かけをするのではなく、「△△さんの次だよ」など具体的にどのような行動をとればよいかを伝えることが大切になります。
いろは・ハチドリでは、以下のような表を活用しながら、子どもへの対応に活かしています!

出典:楽々かあさん公式HP「声かけ変換表/追加の声かけ変換表」より
また、いろは・ハチドリ内ならではの具体的な場面を想定して、スタッフ間で話し合い、よりよい子ども対応を目指して、言い換え表を作成しています。以下ではその一例をご紹介します。
子どもの様子 | 伝えたいこと →言い換え |
集団活動への参加を拒んだ場面で | 「集団活動に参加しよう」 →「あっち(フロアを指差し)いって座ってみよう」 |
集団での場に入ることが難しい時に | 「参加しよう!楽しいで!」 →「ひとりで行く?一緒に行く?」 |
身辺の準備に時間がかかる子どもへ | 「早く準備しよう」 →「私が歌うきらきら星が終わるまでにカバン持てるかな?」 |
活発な遊びをしたい子どもへの声かけ | 「ボールはやめよう!」 →「今日はゆっくりして遊びたいな~」 |
体温調整や服の着脱が難しい場面で | 「服を脱ごう」 →「かっこいいね~ほこりや汚れがついちゃうからカゴで守っとこうか」 |
危ない遊びに関して | 「その遊びやめようか」 →「楽しいより危ないが勝ったらストップするよ」 |
視点があわない子どもへ | 「こっちみて」 →「〇〇さんの方におへそを向けてみて」 |
トイレに行きたがらない子どもへ | 「トイレに行こう」 →「遊ぶ前におしっこ(具体的に)しよう」 |
片付けをしない子どもへ | 「片づけよう!」 →「チャンピオンは誰かな?」 |
静かにしてほしい時 | 「静かにしよう~」 →「(タイマーを見せながら)〇分だけ時間をください」 |
今後も言いかえの工夫をどんどん磨いていき、子どもたちにとって活動しやすい環境整備を目指していきます!
放課後等デイサービスいろは・ハチドリ
コメントを残す