発達性強調運動障害(DCD)とは、
麻痺などの運動障害がないのにもかかわらず、「ボールを投げる」「字を書く」などの協調運動に困難さがみられたり、できたとしてもどこか不正確である状態を指します。
学童期には、「運動が苦手」「不器用」として見られやすいといいます。
▼学童期に見られる発達性強調運動障害(DCD)の例です。
▢体育の授業が非常に苦手
▢字が上手く書けない
▢文具や楽器を使いこなせない
▢授業中にきちんと椅子に座っていられない(姿勢が保てない)
▢決められた時間内に着替えたり給食を食べ終えたりできない
…などが挙げられます。
子どもが不器用・運動音痴という理由だけで、医療機関を受診する人はほとんどいないため、受診から療育につながるケースは少ないそうです。
また、発達性強調運動障害(DCD)の子どもたちの不器用さは、生活や学習の場面で、本人の心にとっては大きなプレッシャーとなります。
このような発達性強調運動障害(DCD)の子どもたちが、身体を器用に動かすことができるようになるためには、各身体部位が協調しながら動きを調整しあう協調運動は必要であると考えられます。
そのため、協調運動が苦手な子どもたちにとって、平均台・的に向かってボールを投げる・ボールを蹴るなど、さまざまな運動を行うことが、各身体部位の動きを分化させる刺激になるといえます。
そこで、放課後等デイサービスいろはでは、毎週1回サーキットトレーニングを行っています。
サーキットトレーニングは、運動の優劣や順位などがないため、子どもたちにコンプレックスを与えることなく運動を楽しんでもらうことができます!
今後も、子どもたちにとって、体幹や体力を鍛えるだけでなく、楽しく身体を動かす経験をたくさん積んでもらいたいです☆
放課後等デイサービスいろは
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