「気になる子」が集団活動の中でその場に応じた行動をとるのが難しいとき、保育者はその行動を「気になる」と感じるでしょう。それが支援のスタートです。
気になる行動に気づいたら、なぜそのような行動をするのか考えてみましょう。その理由は子どもによってさまざまです。その理由をもとに、具体的な支援方法を考えていきます。
そして、「できないから手伝う」のではなく、「いずれ自分でできるようになる手助けをする」という姿勢が基本となります。
指示を出すときには「わかりやすく」が重要なポイントです。
「ちゃんと座って」「しっかりしよう」などの抽象的な言葉では理解が難しいので、「壁に背中をつけて座ろう」「12時になったらお片付け」など、指示は具体的に伝えます。また、絵や色のついたマークなど視覚的なツールも活用して言葉を補いましょう。
「自分で選ばせる」ことも大切なポイントです。
独特のこだわりを持つ子もおり、自分で決めたルールを守れないとパニックになる場合もあります。支援するときには、その子の意思を尊重することも大事です。
子どもに選択肢を示して「どっちがいい?」と本人に選ばせるなど、少しでも子どもの意思を引き出せるよう関わることで、主体性を育てることにもつながっていきます。
②に続く…
放課後等デイサービスいろは・放課後等デイサービスハチドリ
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