「気になる子」への支援について、前回ブログの続きです。
次のポイントは「褒めて達成感を与える」ことです。
どんな子も褒められるとうれしいもの。特に、気になる子の場合、約束や指示を忘れることがあるので、やる気を起こさせるためにも褒めることは大切です。たとえ結果がよくなかったとしても、「最後までできたね」と頑張ったその過程をを褒めましょう。お手伝いができたときには「ありがとう」と感謝の言葉を伝えることも大切です。
そして、「ルールは具体的に教える」のもポイントです。
気になる子の特徴として、集団生活のルールを守ることが難しいことがあります。ルールを覚えるのが苦手、ルールを守ることの意味がわかっていない…など理由は様々です。言葉だけでなくイラストや絵カードも活用しながら、ルールはみんなで楽しく安全に活動するために必要なものであると教えましょう。
また「○○しない」ではなく、「~する」というように、すべきことを具体的に伝えます。「走らない」ではなく、「廊下は歩きましょう」といったようにです。
普段の療育の中でも「○○しないで」といった声かけをする場面がありますが、「□□しよう」とすべきことを具体的に伝えられるような言葉がけを、これからも心がけていきたいです。
放課後等デイサービスいろは・放課後等デイサービスハチドリ
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