子どもと話しているときに、子どもの集中力が切れて注意散漫になってしまったと言う経験はありますか?
子どもが話に集中しきれていない「不注意状態」に陥ったら、それは、 (わたしの脳には、何も入らないよ)と言う心の状態かもしれません。
何とか集中させて、さらに話を聞かせようとするよりも、大人自身が「話し方」や「話す内容」を調整しましょう。具体的には以下の3つを振り返って、直すべきところがないか検討してください。
1,自分の話が長くないか
ワーキングメモリ(作業記憶)に特性がある場合、長い文章を覚えきれず、容量がオーバーしたような状態になり、不注意状態に陥ってしまうことがある為、なるべく短い文章で話すようにしましょう。
2,複数のことを伝えていないか
話の中に含まれる情報の数が多すぎてもいけません。1つの会話の中に話題が2個も3個も入っていると、不注意状態になることもあれば、肝心なところが抜けて、重要ではない細部だけが頭に残ることもあります。
3,伝え方がわかりにくくないか
説明の際に難しい言葉を使わないように気をつけましょう。例えば低学年の子に「復唱しなさい」「給水してきなさい」と指示しても「復唱」「給水」と言う言葉の意味が理解できていない子もいます。
「わたしと同じことを言ってみよう」や、「水を入れましょう」など、簡単な表現で言い換えるようにしましょう。この言い換えは、いつも意識していないと、意外とできないので、普段の声かけから簡単な表現を考えてみましょう。
こちらのリンクの書籍を参考にさせていただきました。
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放課後等デイサービスいろは・ハチドリ
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