「こだわり」が強く、シフティング(行動の切り替え)が苦手なお子さまには、日課の「区切れ目」をわかりやすく伝えておくといいでしょう。どのタイミングで切り替えればいいか見通しがつけば、お子さまも安心して生活できます。
①予定の区切れ目を明確にする
「明日」「明後日」など日付の感覚があいまいで、<時間がつながっている>という感覚がなかなかつかめないお子さまもいらっしゃいます。
まずはスケジュール表を貼りだし、「現在はどこの部分なのか」を明示しましょう。
②予定の区切れ目を時間で示す
日課の内容で区切れ目を示せない場合は、時間を可視化するといいでしょう。タイムタイマーや砂時計などの道具を使って、ひとつの日課があとどれくらいで終わるかを視覚的に明示するとわかりやすくなります。
③前の活動と違う活動でシフトさせる
切り替えるタイミングで、それまでとは異なるタイプの活動を差し込むと、シフティングがスムーズになる場合があります。
たとえば学校の場面で、国語の授業で、お子さまが漢字の書き取りに取り組んでいたとします。そのあと続けて教師が教科書の内容を説明すると、切り替えはうまくいきませんが、書き取りのあと「全員で立って音読」のような、動きや発声のある、それまでとはタイプの異なる活動を挿入してから説明に移ると、切り替えがうまくいきます。
ハチドリでも、このように時計のカードを使って区切れ目を明確にすることで、お子さまが次の行動の見通しを持てるように工夫しています!

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放課後等デイサービスいろはハチドリ
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