先日、城陽市の文化パルク城陽で行われた強度行動障害者支援者養成研修に参加しました。
強度行動障害とは、自傷、他傷、こだわり、もの壊し、睡眠の乱れ、異食、多動など本人や周囲の人のくらしに影響を及ぼす行動が、著しく高い頻度で起こるため、特別に配慮された支援が必要になっている状態を意味する用語のことを指します。
研修では、行動の原因や支援のアイデアについて学び、ディスカッションを通して、考えを深めました。
今回の講義のなかで最も印象的だったのは、特性は「強み」と「弱み」と言い換えることができるというものです。
「強み」は支援に生かすもの、「弱み」は支援者が配慮するところ、というものです。
例えば、言葉に視覚情報をプラスするだけでわかりやすさが増すということが挙げられます。
いろはでは、週に1回制作活動の時間を設けています。
さっそく先日の制作活動では口頭での説明に加えて、動画も見ながらすすめてみました。
すると、これまでは制作活動への参加に渋りを見せていた子どもも、自ら活動に参加し、完成させる姿をみることが出来ました!
また、どのような工程で制作するのか・どんなものが完成するのか…などが明確になり、見通しを持ちやすくなったことが考えられます。
今後も、研修での学びを生かして、プログラムや生活に生かしていきます♪
放課後等デイサービスいろは
はじめまして。
強度行動障害基礎研修を受けようかどうか迷い中で、情報を調べていたところこちらのブログを見つけさせていただきました。
研修でどんなことをするのか書かれていて参加になりました。
一つ質問なのですが、基礎研修でもグループ・ディスカッションはありましたか?
お時間ある時にでも教えていただけると幸いです。
こんにちは。コメントありがとうございます。
強度行動障害の基礎研修を受けるか迷っておられるのですね。
今年度受けた基礎研修ではグループディスカッションがあり、事例を交えながらどのような支援ができるかグループメンバーで話をしました。
強度行動障害への理解が深まるとともに、具体的な支援方法についても知ることができましたので、ぜひご検討されてください。