愛着障害への対応

愛着障害とは、保護者など特定の養育者との間で、

安定した愛着が形成されず、子どもの情緒や対人関係などに困難や課題が生じる状態です。

愛着障害は、離別や虐待、乳幼児期に不安を受け止めてもらえなかった経験などが原因で発症するといわれています。

たとえば、

・感情表現が分からない子どもの場合

 うまく甘えられない、抱っこされて嬉しいのに叩いたりする

・すぐに怒る子ども

 気持ちをわかってもらえないため攻撃的になる

・嫌がることをわざとする子ども

 試し行動をする(自分を好きでいてくれるか確認するため)

など、さまざまな症状がみられます。

愛着形成に問題があると思われる場合、子どもを受け入れて、抱っこなどのスキンシップをとること以外にも、以下の方法があります。

・感情表現が分からない子どもの場合

→「〇〇ちゃんが好き」とゆっくり伝えて、言葉とともに優しく抱っこをする

・すぐに怒る子ども

→くすぐりや追いかけっこで、怒りのエネルギーを放出させる

・嫌がることをわざとする子ども

→穏やかに「やめて」と伝えた後、子どもの好きな遊びなどで気持ちを切り替える

あくまで一例です。

こうしたことをヒントに、ひとりひとりの子どもに寄り添った支援をしていきたいと思いました。

今回、こちらの書籍を参考にしています。

放課後等デイサービスいろは

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