ゲームや競技で負けると、かんしゃくを起こす子がいます。負けそうになると、カードを破るなどして暴れる子もいます。
これは、負けることを極端に恐れていたり、自分の要求が通らないことをひどく嫌っていることが原因と考えられます。
そういった場合には、大人がわざと負けて見せ、「負けちゃって悔しい！よしっ、次は頑張ろう！」と明るく気持ちを切り替えている姿を見せましょう。
また、最初は大人がわざと負けて子供に何度か勝たせたあと、徐々に大人が勝つ回数を増やしていくのもひとつです。
暴れてしまう子には、その子や周りの安全を確保したうえで、叱るのでなく「悔しかったね」とその子の気持ちを言葉にして気持ちを落ちつかせましょう。
勝負に勝ち負けはつきものですが、勝つときもあれば負けるときもあります。最後に「勝っても負けても楽しかった」と思えることが大切です。
また、勝つことだけでなく、ルールを守れることも重要です。「ルールを守れてえらかったね」「みんなで頑張ってできたね。楽しかったね」とポジティブな声かけをうまく使いながら、これからも子どもたちに関わっていきたいです。
放課後等デイサービスいろは・放課後等デイサービスハチドリ
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