自分の思い通りにいかないとき、常にイライラしたり、キレてばかりいると、集団生活をスムーズに送ることが難しくなってきます。
「情緒の安定」は、幼い時期に最も身につけるべき力の一つといえます。
まず大切なのは、自分の好きなことを存分におこない、成功体験を積み重ねること。それによって、十分な満足感や達成感を得ることができ、気持ちの安定にもつながっていきます。
また、生活のなかで「静と動」のメリハリをつけることも大切です。遊ぶときは思いっきり身体を動かして遊ぶ、遊び終わったらのんびり過ごすなど、場面をわかりやすくしていきます。
一つのことに集中する習慣を身につけることで、落ち着く時間が増えていくと考えられます。
もし子どもがパニックを起こしたときは、安全面に気をつけながら落ち着くまで待つようにします。その際、理屈で言い聞かせるのは逆効果なので、静かに寄り添いながら、混乱が静まっていくのを待ちましょう。
最終的には、子ども自身が自分の力でその状態を乗り切っていく、ということが大切になってきます。
放課後等デイサービスいろは・放課後等デイサービスハチドリ
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