CCQに気を付けよう!

子どもへ声掛けをしたいとき、遠くで手が離せないときにどのように声掛けをしていますか?家事をしていたり、そのようなシチュエーションはよくあることと思います。

例えば、子どもにおもちゃを片付けるように促すとき、離れた位置から「片付けなさい!」と大きな声で伝えていませんか?片付け終わった後も同じく離れたところから「偉いね!」と褒めていませんか?

忙しい時であると、ついつい、その場でお願いをしたり、褒めるときがあります。しかし、どのような子どもでもコミュニケーションをとるときに大事なことは

CALM(カーム:穏やかに)
CLOSE(クロース:近づいて)
QUIET(クワイエット:静かに)

この3つです。この頭文字をとって「CCQ」と呼ばれています。「CCQ」は「ペアレントトレーニング」というアメリカ発の支援プログラムの基本スキルになっております。大前提として、この3つが守られていないと、子どもに伝わる可能性が低いです。子どもへのお願いがたまたま伝わることはあるかもしれませんが、その後の「ほめ言葉」はおそらく子供には届いていないと思われます。

伝えたいことがある時には、必ず近くに行って、目を合わせて、穏やかに伝えなければなりません。「CCQ」を心掛けることによって「子どもより先に興奮しない」という、大切なスキルが自然と姿勢となって表れ、身につくようになります。

こちらのリンクの書籍を参考にさせていただきました。

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放課後等デイサービスいろは・ハチドリ