ポジティブな言葉かけで適切な行動を増やし自己肯定感を育てましょう
「ほめる」は注目しているよのサイン!
適切な行動にはポジティブな注目(ほめる・認める)をします。適切な行動をほめることでその行動が増える。すると、ほめられるチャンスが増える。そうして、子ども自身の成功体験が増え、他者に認められることが増えることで、 自己肯定感が育ちます。
ポジティブな言葉かけ3か条
- 【できていることを見つける】
一部分でOK!できたところをほめる。
私たちはつい、まだできていないところに目がいってしまいます。子どもの行動のうち、注意することは意識しなくても思いつきますね。できていることを見つける、これは意識しないとなかなかできません。
全部はできていなくても、できている部分を探しそこに目を向けます。おもちゃ全部は片付けられていなくても、 ひとつ箱に入れたことをほめるといったことです。
- 【良かった行動を言葉に】
適切な行動が表れたときにすぐさま「座ったね」「『いや』と言ったね」などと、見たり聞いたりした行動、そのままをことばにして伝えましょう。
なお、「やさしいね」「ちゃんとできたね」などの抽象的な形容表現だけだと、漠然として理解できなかったり、ほめられていること自体はうれしくても、どの行動がよかったのかがわからないこともあります。
ポジティブな注目(ほめる・ 認める)ときは、具体的にどの行動がよかったかを伝えて。 「すごいね」「いいね」だけだと、何がすごいのか、何がよかったのか、伝わらないことがあります。「くつをそろえたね」などと伝えましょう。
- 【シンプルに、率直に】
好ましい行動が見られたら、それを簡潔に伝えましょう。
「順番を守れたね」それだけでO K。あまり長いフレーズだと、何がよかったのかをつかみ損ねる子どももいます。
たとえば、「本当は早く手を洗いたかったのに横入りをやめて、 お友だちの後ろに並んだね。そうやってちゃんとできたら、お友だちともなかよくあそべるようになるね。次からそうしよう」などと、 ほめることばと指示を混在させ、 長々と伝えるのはNGです。「ほめる」と、適切な行動を伝える指示は区別するよう意識していきましょう。
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