こんな姿、こんな苦手がある子はいませんか?
- 手をブラブラさせて走る・ドタバタ走る
スムーズに走るためには、 足の動きに合わせて手をリズミカルに振る必要があります。手足を同時に動かす協調運動がうまくできない場合、手がブラブラするなどぎこちない走り方になります。
- 足をきちんとつけない・ つま先立ちで走る
感覚過敏によって足の裏に当たる感触に不快感があると、足の裏を地面につけることができません。つま先立ちの不安定な走り方になります。
- 片足ずつのジャンプになる
足首を同時に曲げたり伸ばしたりする運動の感覚がもてない、体全体を縮めたり伸ばしたりして勢いをつけられないと、両足を揃えたジャンプができません。
- フラフラする・すぐに転ぶ
体幹がしっかり育っていない子どもは、姿勢が保てず、常にフラフラと体が揺れています。機敏に動けず、少しの段差でつまずいたり、 足をひねったりして転びやすいのも特徴です
「走る・ジャンプする」は体幹と両手足の協調運動が必要
しっかり走る、両足でジャンプができるようになるのは2歳頃からが目安です。ただこの時期はまだ月齢差や個人差が大きく、できないことがあまり気にならないかもしれません。しかし、4歳頃になるとできる・できないが目立ち始め、子どもも自分の苦手に気づき、運動あそびが嫌いになったり、 劣等感をもつようになったりします。その前に苦手に気づき、支援をすることが大切で、それは大きなケガなどを防ぐことにもつながります。
スムーズに走れない、うまくジャンプができない原因が、発達のつまずきである場合、無理に練習をさせると、その動作が嫌いになってしまうことがあります。
そこで、普段の療育の中で、楽しく走ったりジャンプができる環境を用意してみましょう。
放課後等デイサービスいろは 放課後等デイサービスハチドリ
運動方法や動作については次回のブログで掲載します!