DCDとは ③

発達性協調運動障害(Developmental Coordination Disorder, DCD)」について、前回・前々回のブログで解説をしてきました。

今回は、DCDの子どもとの関わり方や注意するポイントについて考えていきたいと思います。

まず1つ目のポイントは、本人は自分で変だなということはわかっていても、何に対して困っているのかが自分ではわからない、ということです。また、本人は困っていても我慢したり諦めたりしがちなので、周囲がそれを察知して対処する必要があります。

2つ目のポイントは、ハードルを低めに設定し、成功体験につなげていく、ということです。他の人と比べたりお手本通りに模倣させることはハードルが高いためNG。もし、何かにつまずいている場合は原因を確かめ、スモールステップで本人が主体的に取り組める方法を考えることが大切です。

「できなくてもいい、他の人と比べなくていい」この考え方が大切ですね。

そうして、今まで困っていた子どもたちや周囲の大人がDCDを知って、自尊心を失うことなく明るく大人になることができれば、もっと活躍できる人が増えて、もっと良い社会になるのではないかと思います。

↓こちらの書籍を参考にしました。

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