自閉スペクトラム症は、「社会性の障害」と「強いこだわり」という2つの特性に加え、感覚に独特の偏りがあり、光や音、触覚や嗅覚に特異な反応を示すことがあります。
知的障害やことばの遅れを伴う場合もありますが、中には知的障害を伴わないため、周囲に気づかれにくいケースもあると言われています。
〇特性
・人と密接にかかわったり、円滑にコミュニケーションをとったりすることが苦手
・こだわりが強く、臨機応変に行動や考えを変えることが難しい
〇よくみられる行動
・人の表情や気持ちが読めない
・仲間意識がもてない
・興味の幅が狭い
・パターン化されたものを好む
・感覚過敏や感覚鈍麻がある
・予定の変更や活動の切り替えに対応できない
知的障害がない場合も、他人の気持ちやその場のルールを理解することが難しいため、
特に集団活動のなかで壁にぶつかることが多くなります。
一方で、視覚的情報の理解は得意であったり、
見通しが立っていると最後までやり切ろうとする特性もあります。
また、興味のあることには没頭し、
特定のことがらについて知識が豊富という強みもあります。
こちらの「自閉症の僕が跳びはねる理由」は、自閉症の子どもの気持ちを理解することにたくさんのヒントを与えてくれる書籍です。
おすすめですので、ぜひ参考にしてみてください。
いろはでも、ひとりひとりに寄り添い、それぞれが持つ個性を大切に、
可能性を広げることができるよう療育に努めていきます。
今回、こちらの書籍を参考にしています。
放課後等デイサービスいろは
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