放課後等デイサービスいろはが開所してから
早くも半年が経とうとしております。
最初は緊張でガチガチだった子どもたちも、
今ではいろはでの時間の流れにも慣れ、のびのびと遊ぶ様子がうかがえます。
子どもたちが来所すると、まず初めに全員でホワイトボードの前で始まりの会を行い、
スタッフと一緒にスケジュールの確認をします。
スケジュールを写真やイラストにし、見える化することは、子どもたちに見通しを持たせ、
「今日は何をするのかな?」といった不安を取り除き、安心をもたらします。
「見通し」とは、これからやるべき物事が何であるかを予め知っていることを指すものです。
見通しを持つことが難しい子どもには、特に予定の変更や、イレギュラーなスケジュールに伴う行動への工夫や配慮も欠かせません。
たとえば、いろはさんのケースです👧
いろはさん👧は、
見通しを持てないために、外出が億劫になってしまうことがあり、施設を出る前、玄関でパニックを起こしてしまいます。
そこで、ホワイトボード右端の目につくところに、個別のスケジュールを貼りました。
そして、ひとつのことが終わるたびに、子ども自身でその絵カードを外すようにしました。
すると、一日中掲示したままのスケジュールに比べ、「次に何をするべきか」「何が終わったか」を確認しやすくなり、スムーズに次の行動に移ることができるようになりました。
また、予定の変更も柔軟に受け入れられるようになりました!
今では、外出するまでのカバンの準備→靴を履く→車に乗り込むまでの一連の流れを、スムーズに行うことが出来ています。
*個人差があります
こちらの書籍を参考にしています。
今後も子どもたちが見通しを持って、安心して過ごせるような工夫を取り入れていきます。
放課後等デイサービス いろは
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