LDとは、Specific Learning Disorder の後ろふたつの頭文字をとったもので、
日本語では「限局性学習症」となります。
一生懸命に努力していても学習の効果が上がらず、
学習の得手・不得手におおきなばらつきがみられる場合をさします。
〇特性
・知的発達に遅れはないが、「聞く」「話す」「読む」「書く」「計算する」または、推論する能力のうち特定のものの習得と使用に著しい困難を示す
〇よく見られる行動
・音読や黙読が不得意
・計算が苦手
・図形の理解が難しい
・文字を正しく書けない
学習障害の約8割が「ディスレクシア」(読み書き障害)で、学習面での課題を抱えるため、小学校入学後に顕在化するケースがほとんどといわれています。
〇かかわり方のポイント
その子どもの特性にあわせた教材を選ぶことが大切です。
取り組みにくい教材では、集中力が途切れてしまいやすくなります。
例えば、うまく文字を書くことができない子どもの場合、
1マスが大きいノートを使うことが有効的です。
また、ひっ算が苦手な場合は、
ケタがそろうよう補助線のあるノートに変えてみるとよいでしょう。
今回、こちらの書籍を参考にしています。
放課後等デイサービスいろは
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