発達性協調運動障害(Developmental Coordination Disorder, DCD)」は、主に子どもに見られる発達障害の一つです。運動の発達が遅れていたり、協調性や器用さが不足していたりする傾向があります。
具体的な例をいくつか挙げます。
1,キャッチボールが難しい
正確な投球やキャッチが難しいことがあります。ボールの方向や速度を的確に判断できず、ボールをしっかりつかむことができないことがあります。
2,「描く・書く」が困難
筆記具を使って線を引いたり、文字を書いたりする際、細かい運動制御が困難に感じます。字や絵が乱れたり、筆圧や角度がうまく調整できないことがあります。
3,自転車が苦手
自転車のペダルを漕ぐ動作やバランスを取ることが苦手です。安定感が欠けたり、ペダルのリズムを維持することが難しいことがあります。
4,縄跳びが跳べない
縄跳びのリズムを取ることや、ジャンプのタイミングを合わせることが困難です。跳びながら縄を回すことが難しいことがあります。
これはあくまで一例ですが、DCDを持つ子どもたちは他の子と比べて不器用に感じるだけでなく、体育の授業や運動会・友達との遊び等の場面で、運動面でのストレスや自信の喪失を感じることがあります。
では、そもそも「協調運動」とはどういったものなのでしょうか。
長くなりましたので、続きは次回ブログで解説していきます。
↓こちらの書籍を参考にしました。
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②に続く…
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