前回のブログで、発達性協調運動障害(Developmental Coordination Disorder, DCD)」について、具体例を交えながら解説しました。
そもそも「協調運動」とは、複数の部位や筋肉の連携を必要とする運動のことです。具体的な例としては、以下のようなものがあります。
1. ボール遊び:ボールを投げたり捕ったりする際には、手や目、身体の動きを協調させる必要があります。
2. バドミントンやテニス:ラケットを使ってボールを打つ際には、目と手の協調が必要です。
3. バランスボール:バランスボールの上での体幹の鍛錬やバランスの取り方には、筋肉や視覚・平衡感覚との協調が求められます。
4. ダンス:リズムに合わせて体を動かすダンスでは、手や足、身体の動きを調整しながら協調させる必要があります。
5. 乗り物の運転:自転車や車、バイクなどの乗り物を運転する際には、手や足の操作と視覚情報を統合して協調運動を行います。
要するに、体の各部位や筋肉にそれぞれの動きを正確に指示し、連携させることで、効率的な動作を行うことができる、ということです。また、協調運動の訓練はスポーツや日常生活において重要であり、運動能力向上や身体機能の維持改善にも役立ちます。
では、DCDの子どもにどのようなサポートができるのでしょうか。
関わり方のポイント・注意するポイントについては、次回ブログに掲載したいと思います。
↓こちらの書籍を参考にしました。
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③に続く…
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