1948年12月10日に「世界人権宣言」が採択され、12月10日は「人権デー」と定められました。
これをもとに、12月4日から10日は「人権週間」と定められたのですが、ご存知でしたか?
今回は人権週間にちなんで、「子どもの権利」について考えたいと思います。
今から34年前、1989年に国連総会において「子どもの権利条約」は採択されました。
この条約を守ることを約束している「締約国・地域」の数は196。世界で最も広く受け入れられている人権条約です。
子どもの権利条約は、子どもは「弱くて大人から守られる存在」という考え方から
子どもも「ひとりの人間として人権=権利をもっている」、
つまり「権利の主体」だという考え方に大きく転換させた条約です。
子どもを権利の主体ととらえ、1人の人間としてもつ様々な権利を認めると同時に
成長の過程にあって保護や配慮が必要な子どもならではの権利も定めているというのが
子どもの権利条約の特徴です。
子どもの権利が守られるためには
大人も子どももこの条約やその内容についてよく知ることがとても大切で、
条約にはそのことも定められているのです。
さて、子どもの権利条約の詳しい中身ですが、長くなりましたので次回ブログに掲載します。
人権週間の今、ぜひ一度「子どもの権利って…?」「そもそも人権って…?」と調べたり、
考えていただければと思います。
②に続く…
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