子どもたちが安心して食事をするために☆

自閉症スペクトラム症傾向のある子どもに多くみられる「偏食」。

偏食の背景には、

・家と異なる状態への不安

・こだわりが強い

・感覚が過敏

など、さまざまな特性が原因と考えられています。

(例)食べ物が原因・食べ物以外が原因の2つのケースに分けてみます。

〇食べ物が原因

 ・混ざるのがNG(カレー、野菜炒めなど)

 ・においがNG(煮物など)

 ・未経験がNG(はじめての食べ物)

〇食べ物以外が原因

 ・環境がNG

 (場所を変えたら、落ち着いて食べれるようになった)

 ・食器がNG

 (家から食器を持ってきたら、安心して食べることができる)

 ・顔につくのがNG

 (小さく切ると食べやすくなる)

など、

素材だけでなく、調理方法や食事をする環境も大きく関係していることがわかりました。

いろはに来所されているお子さまでも、クッションを椅子に敷くだけで、ひとりで完食することができるようになったケースがあります☆

偏食は、適切な対応で小学校中学年ごろには改善するケースも少なくないそうです。

食事を楽しい場にすることができるように、さまざまな角度から偏食の原因を考え、

改善策をみつけていきたいと思います!

今回、こちらの書籍を参考にさせていただいています♬

放課後等デイサービスいろは