ワーキングメモリーとは、頭の中にいろいろな情報が入ってきたときに、どの情報を覚えておき、どの情報は削除するのか、整理する脳の能力のことです。
ワーキングメモリーがうまく働かないと、
・複数の指示が伝わらない
・複数の動きを覚えきれず、順番どおりに身体が動かせない
・新しい情報が入りづらく、行動の切り替えができない
・大事なものを忘れる
などの姿となって現れます。
またワーキングメモリーの弱さは、ADHDやLDの読み書きの苦手さなどと関係があるとされています。
ワーキングメモリーの機能そのものを改善する方法は、今のところ見つかっていません。
しかし、環境を通したサポートにより、日常生活の困りごとを少なくすることはできます。
具体的には、
・話に集中できる環境を整える(気が散らないよう、目に入る情報を減らす)
・絵や文字で示すなど、その子がわかりやすい方法で伝える
・忘れものや失くしものがないか、確認作業を習慣化する
などです。
いろは・ハチドリでも、話に集中できるよう環境設定をしたり、視覚支援も活用しながら子どもたちをサポートしていきたいです。
↓こちらの書籍を参考にしました
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放課後等デイサービスいろは・放課後等デイサービスハチドリ
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