選択肢を準備すること☆

いつもニコニコ笑顔で来所されるいろはさん👧が、ある日「いろはに行きたくない・・・」と涙を流しながら玄関に入って来られたことがありました。

様子を見ながら理由を聞いてみると、

「お腹がいっぱいでおやつが食べられなかったの」

「もういろはでおやつを食べたくないの」

と、話す様子がみられました。

今までは、おやつの時間が来ると、テーブルや椅子の準備をし、ランチョンマットを並べ、席に着くよう促しをしていました。

もしかすると、「おやつを出されたら全部食べ切らないといけない」と、プレッシャーに感じてしまったのかもしれません…。

そこで、いろはさん👧には、

「今日はおやつを食べる?どうする?」

「食べてもいいし、食べないならその間に宿題か玩具で遊ぼうか♪」

と、来所時に聞いてみることにしました!

すると、最初は「おやつ食べない」を選択していたいろはさん👧でしたが、その後はみんなと一緒におやつを食べるようになりました!!

選択肢を準備し、話しかけたり、問いかけるだけで、

最終的には「食べる」を選ぶようになったいろはさん👧

「出されたものは必ず食べる」 

         ⇩

「食べるかどうか」「どのくらい食べるのか」を選ぶ

これは、自己決定力を培うことにもつながります。

はじめは与えられた選択肢からでも、自分自身の意思で決めるという経験を繰り返すことで、段階を踏みながら自己決定力を身につけてほしいものです。

放課後等デイサービスいろは

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